MSIのゲーミングノートPCのM.2SSDが容量不足だったので換装、ついでに余ったSSDをメインPCに移植してみた

PC関連

どうもみなさんこんにちは、Kouです。

今回は私の持っているMSIのゲーミングノートPC GP63 Leopard 8RD-700JP(普段は嫁が経理の仕事で使用)のメインストレージが250GBと、FF14などのゲームを数本いれているだけでほぼ一杯になっていて、明らかに容量不足でした。

メインストレージの交換はずっとやりたかったのですが、MSIのノートPCは裏蓋を外す時に外さなければならないネジ部分の1箇所にMSIのシールが貼られており、その部分のネジを外す場合にはシールを突き破らないといけません。

突き破った場合、MSIでの保証が無効になってしまうため個人で触る場合は完全に自己責任になってしまいます。

保証を有効のままSSDの換装やメモリ、HDD増設などを行う場合はMSIに直接頼むか、MSI認定サポート店で作業してもらうしかありません。
どのメーカーも個人で改造する場合、基本的に保証は効かなくなることがほとんどなので自己責任ですね。

私も実際、HDDを増設した時は保証期間中だったため、認定サポート店にお願いして作業してもらいました。

ですが今回は、保証も切れるということもあり、自分で換装することにしました。(正直、私の住んでいる地域のMSIサポート公認PCショップは腕がよろしくないので、自分でやったほうが間違いなく満足出来るという事情も笑)

M.2SSDは発売当初は高くて手が出せませんでしたが、年々価格も下がってきていて、今では庶民も手の届く価格帯の物が増えてきたので今が買い時ですね。

それと、今回交換したノートPCはデフォルトでCドライブとDドライブが1枚のSSDからパーティションで分けられていて、そこも煩わしかったのでその辺りもパーティションを1つに、すっきりとまとめてみました。

それでは本題へ

今回購入したもの

今回ノートPCのSSDを換装するために購入した商品は以下の2つです。

M.2SSD

まずはこれがないと始まらない!換装する新しいM.2SSDですね。

M.2SSDは今では種類がいろいろと増えているのですごく迷いました。

安心、安定性を求めるならば間違いなくSamsungの970 EVO

価格が少し高額なのでメイン機に使用する場合は間違いなく970EVOにするところですが、今回はサブのノートPC(出張時以外はほとんど嫁が使う)のでもったいない気がしたので今回は諦めました(笑)

なので今回は予算1万円以下で500GBのNVMe (PCIe Gen 3.0 x 4)規格の物という条件で絞りました。

早速アマゾンにて探していたところ見つけた候補は2つ。

  • エレコムSSD ESD-GMIA0512G


    PC周辺部品でエレコムは超有名ですがなんと、M.2SSDまで販売してたんですね。
    保障は有名海外メーカーのものに比べ1年と短いところが欠点ですが、公表速度、読み出し速度 最大3400MB/s、書き込み速度 最大2000MB/sと高速なのが魅力。
    ヒートシンクが付属しているので追加で購入する必要がないのも嬉しいところ。
    ただし、現在はメーカーの生産は終了しているみたいです。

  • Western Digital SSD 500GB WD Blue SN550

    もう1つの候補は個人的に好きなメーカーWesternDigitalのSSD
    Blueシリーズなので上位のBlackシリーズより性能は劣るものの、保障は安心の5年間で価格も先者のエレコムのものとほぼ同じ。
    読み出し速度 最大2,400MB/s、書き込み速度 最大1750MB/sでエレコムのものよりは公表速度では劣っていますが十分な性能です。

以上の2つで悩みましたが、今回は有名メーカー所とはちょっと外れた冒険心も考慮した結果、エレコムのものにしてみました。

M.2SSD→USB接続変換機

もうひとつの購入品は、SSDのクローン作成に必要不可欠なUSBへの変換機です。
いろいろ調べてみたところ価格もピンキリでありますが、今回はクローンを作成するだけなので転送速度などはどうでもよく、ただただUSBに変換できればいいだけなのでレビューを見て普通に使えそうだったこちらを購入しておきました。

換装編

ここからは実際に換装を行った手順を紹介して行きます。

SSDの接続~クローン作成

まず、はじめに今使っているSSDから換装を行うSSDへデータのクローンを行っていきます。

SSDを変換機に取り付ける。

事前に購入しておいたM.2SSDを変換機に取り付け、準備していきます。

こちらが今回購入したエレコムのSSD。

箱の中身はシンプルにSSDとヒートシンクが入っているだけ。

箱を開くとそれが保証書になると書いてありましたが、私は開かずにそのまま箱を保存しました。

そしてもうひとつの変換機は重要性があまりないと思い、写真をほとんど撮っていないので開封後の写真になりますがこちら。

SSDの外箱の上に置いた状態という適当っぷりですが、目をつぶっていただけると笑

SSDの取付方法などはユーザーマニュアルに詳しく書いてあったので取付作業はスムーズに行えました。

付属品については、取り付けに必要な締め具のドライバーとネジ類はすべて入っており、USBは標準のTypeAタイプと最近増えてきているTypeCタイプの2本が付属していました。

価格のわりに充実した中身でとてもよかったです。

マニュアルを読みながらSSDを取り付けました。

M.2ではよくあるSSD側にネジ止めではなく、段がついているスペーサー?を引っ掛けて裏側からネジで固定という珍しいタイプでした
裏側がこんな感じ

クローン作成だけなのでこのまま裸でコードを差しても使えますがM.2は発熱がすごいとのことなのでマニュアル通りケースに収納までしてから接続することに。

今回はTypeC接続でPCと接続。(私のノートPCはTypeCスロットもありましたが購入してから一度も使ったことがなかったのでせっかくなので初めてTypeCケーブルで接続しました笑)

SSDをフォーマットする

USBで接続しただけだと工場出荷時のSSDはPC側で認識されないので、認識できるようにフォーマットしていきます。

詳しいフォーマット方法については下記記事よりご覧ください。

SSD、HDD増設、換装時の初期化~パーティション作成までを画像付きで詳しく解説

 

クローンを作成する

フォーマットが出来たので続いてメインドライブのクローンを交換するSSDに作成していきます。

詳しい方法は下記記事よりご覧ください。

SSD換装時などのクローン作成方法と隣接していないパーティションの結合方法を紹介

SSDの交換

クローンが作成できたので、いよいよSSDを換装していきます。

一応比較用として既存のSSDで読み書き速度も測っておきました。

って、あれ?なんか速度遅くない?(笑)

まさか、NvMeではなくSATA接続のSSDじゃないか?という疑問が脳裏によぎりましたが、これから外すし分かるだろう。ということで早速ばらすことに。

裏蓋を外してSSDを取り外す

電源をシャットダウンし電源コードを抜いた状態で裏蓋を外していきます。

右にあるMSIと書いてあるシール部分が破らないといけない場所。

販売店のスタンプが押されているので画像編集で塗りつぶしています。
そして、シール部分にも問答無用でドライバーを突き刺しました(笑)

ボルトをすべて外したらバリバリとカバーを外していきます。

外した後がこちら

メモリ増設やストレージ交換は裏蓋を外すだけですべて作業できるのでとても弄りやすい作りです。

今回交換するSSDのアップはこんな感じ

黒色のSSDを固定しているボルトを外して、ボルト側を上に上げると外れます。

SSDの裏に冷却シールなのか分かりませんが両面テープのような物が貼られていて外すときに折れるのではないかと思うほど引っ付いていました(笑)

慎重に持ち上げてなんとか外すことが出来ました。

そして外したSSDがこれ

やはらSATAでしたね(笑)

PC自体はNVMeも対応しているので問題はないのですがPC1台がそこそこなお値段がしただけに少しがっかり笑

外したSSDと交換するSSDを並べてみた。

NvMe接続はM KeyといいU字の窪みが1カ所なのが特徴。
SATA接続、差し込み口はB&MキーといいU字の窪みが2カ所あるのが特徴。
もちろん読み書き速度はNvMeが高速になります。

交換するSSDを取り付ける

SSDの取り外しが出来たので、次は交換するSSDを逆手順で取り付けていきます。

せっかくなので付属のヒートシンクを付けた状態で取り付けしました。

取り付け後がこんな感じ。

元々取り付いていたシール?のような物のせいで結構なエビ反り状態です(笑)

元々ついていたSSDも同じような状態だったので問題はないでしょう。

その後カバーを軽くはめてボルトを締める前に、認識できているか起動し確認
無事にWindowsも起動し、問題なくSSDも認識されていたので、電源を一度シャットダウンしてから完全に復旧しました。

交換後にSSDの速度を測定した結果がこちら

公表値より多少遅いですがSATA接続の倍以上の速度は出ているので合格ラインとしましょう。

パーティションの管理

SSDの交換は何事もなく終わることが出来たので、最後に未割り当ての容量とDドライブをCドライブに結合させて容量を増やしていきます。

詳しい作業方法はクローン作成でもご紹介したこちらの記事をご覧ください。

SSD換装時などのクローン作成方法と隣接していないパーティションの結合方法を紹介

作業終了後、綺麗にCドライブにすべて結合することが出来ました。
これで余程のことがない限り、容量不足に悩まされることはないでしょう。

外したM.2SSD(SATA)はメイン機へ

外したSSDはメインPCに取り付けることにしました。

現在のメインPCのストレージ状況は下記のようになっています。

  • OS用に250GBのSSD
  • ゲームなどのアプリ保存用に250GBのSSD
  • データの保存用に3TBのHDD

以上のような構成です。
OSとデータ用には余裕があるのですが、ゲーム用が250GBだと2つほどソフトを入れるだけでほぼ一杯になってしまうのでこちらも容量不足で悩んでいたので取り外したSSDをメインPCのゲーム保存用として使うことにします。

メイン機のCPUは第七世代のCore i7 7700でマザーボードはASRockのH110M-G/M.2というマザーボードです。

M.2スロットは1つあり、SATA接続、NvMe接続の両方が可能です。
但し、NvMe接続の場合PCIe Gen2 x4規格までしか対応していないので、PCIe Gen3 x4規格を接続しても読み書き速度はPCIe Gen2 x4値になる。
H110M-G/M.2の場合、M.2 SATA接続をする場合はマザーボードのSATA4スロットがM.2SATAに割り当てられるのでSATA4スロットにストレージを接続している場合は使用できなくなる。とのこと
私の場合はSATA0~SATA3まで使用済みで4は空きスロットだったのでそのまま取り付けて問題なさそうです。

といった感じでマザーボードの取説をしっかり確認した上でM.2 SATA接続も問題なさそうなので取り付けていきます。

さっそくサイドカバーを外します

M.2スロットはCPUクーラーとグラボの間くらいの位置にあるのでグラボが邪魔なので外します。

グラボを外すと、見えました。
赤丸部分がM.2スロットです。

CPUクーラーも邪魔ですが、外すとCPUグリス塗り直しと、面倒くさいので今回は頑張ってこのままつけることに

狭くて非常に取り付けにくかったですが、なんとか取り付けができました。

SATAのM.2は発熱がなく、ヒートシンクは取り付け不要なのでこのままグラボを戻し、サイドパネルも取り付け、電源ON。

結果、無事に認識されましたが、中身のデータがノートPCのままだったので下記記事の手順でリセット前に戻して再認識させたら作業終了です。

SSD、HDD増設、換装時の初期化~パーティション作成までを画像付きで詳しく解説

ついでに最も使用頻度の高いFF14のアプリデータを今回取り付けたM.2に移動しました。

さいごに

今回は結果としてはMSIのゲーミングノートPCのSSDをM.2 SATAからM.2 NvMeにアップグレードし、その上メインPCのSSDを増設することが出来たので一石二鳥なお得感が嬉しい限り。

使用したエレコムのSSDは私の環境では公表されている上限値まで引き出せなかったので冒険心は捨てて候補だったWesternDigitalのものにすればよかったかなーと思いますが結果的にはSATAより速度は上がっているのでよしとしましょう。

M.2SSDは安くなってきているので、容量アップ目的やこれから自作PCを作る際にはM.2を取り入れてみるのも有りです。

今回の記事は以上となります。

きまぐれ夫婦 旦那Kou