皆様こんにちは、コウです。
以前の記事でkingstonのヘッドセットhyperx Cloud revolversをご紹介しました
【ヘッドセット】HyperX Cloud Revolver Sを実際に愛用している筆者の使用感レビューとイヤーパッドが破けたので交換した話
このヘッドセットの性能は文句なしで、FPSゲームでの足音による的位置把握が非常にしやすく。
音という点で、FPSゲームを優位にプレイするのに最適なヘッドセットです。
しかし1つ、どうしても解消されない不満点があります。
それはワイヤレスではなく有線なところ
ヘッドセットをしたまま少し遠くの物を取ろうとした際に高確率でゲーミングチェアの肘置きに引っかかってしまうことが多く、有線なのが地味にストレスでした。
そんな中、最近はヘッドセットに限らずマウスやキーボードもワイヤレスのものが多数でており、ワイヤレスによる遅延やバッテリー駆動時間もかなり進化して、良くなっているみたいなので、有線の不満を解消すべく、ワイヤレスヘッドセットを購入することにしました。
目次
今回購入したのはkingston hyperx cloud flight
ワイヤレスヘッドセットは現在、各メーカーから発売されていて、選択肢も幅広いのではないかと思います。
数あるワイヤレスヘッドセットの中から、私はhyperx cloud flightを購入しました。
理由としては
- バッテリー駆動時間が長い
バッテリー駆動時間が他メーカーのワイヤレスヘッドセットが10時間〜20時間が平均的なのに対してhyperx cloud flightは頭1つ飛び抜けた30時間のバッテリー駆動時間を売りにしています。
1日6時間がっつり使用していても5日持つ計算になりますよね。バッテリー持ちは素晴らしいです。 - 元々使っていたのもkingstonのヘッドセットだったので、同メーカーの安心感
冒頭でも述べましたが、hyperx Cloud revolversを元々使っていて性能に満足していたので同じkingston製品ということで信頼性があったこと。 - 口コミ評価も高めだった
上記2点でもすでに購入するのに十分な理由ですが、購入する前に購入者の方々の評価も確認したところ全体的に評価も高かった。
といったところが、購入の決め手です。
ちなみに、今回私が購入したのはhyperx cloud flightですが、上位機種のhyperx cloud flightSも存在します。
主な違いとしては、以下
- 7.1ch対応ヘッドフォンであり7.1chバーチャルサラウンドに対応している
- ワイヤレスヘッドセット界初のQi充電に対応
- マイクミュート時にマイクが先端が光るので目視で確認できる
- 左イヤーカップのボタンが上下左右の4個に増え、専用ソフトで好みの割当が可能になった
使いやすい機能も増えていますが、どちらを購入するかは、ステレオヘッドセットがいいか、それとも7.1ch対応のものがいいのかで決めるのがいいと思います。
私はrevolverSでバーチャルサラウンドは体感しており、自分好みではなかったので不用と思い、ステレオのCloudFlightにしました。
また、バーチャルサラウンドはステレオ音声を仮想的に7.1chに変換するものでバーチャルサラウンドを使用せずに標準の7.1chサウンドでゲームを楽しむためには、ゲーム側が7.1ch出力に対応していないと恩恵は受けられません。
なので、ゲーム側がステレオ音声のみ対応していてバーチャルサラウンドモードが耳に合わない方がバーチャルサラウンドを切った場合はステレオ音声になりることをお忘れなく。
hyperx Cloud flight実機レビュー
購入して手元に届いたので早速開封していく。
まずは外箱

30時間のバッテリー駆動、2年間保障、PC、PS4に接続可能、などが書いているのだと思われます。
外箱をスライドさせると本体が入っている黒い箱がでてきました(机と同化して非常に見にくいですが許してください笑)

中を空けてみると綺麗に梱包されています。
kingstonのヘッドセットはhyperx Cloud revolversもそうでしたが、きちっと梱包されていて高級感があり、素晴らしいです。


ヘッドセット本体、USBレシーバ、マイクが綺麗に型抜きされたプラスチックに収まっています。
オーディオ関係の製品は湿気に弱いのでちゃんと乾燥剤も入っていました。

他には充電用ケーブル、有線用のオーディオケーブルが付属されていました。
充電ケーブルはmicroUSBなので少し残念。電化製品の充電端子がほとんどtypeCに変化している中で、microUSBなのはデスク上の充電ケーブルが増えるのと、差込み向きがあるので暗い環境だと差し込みが困難なのでマイナス点です。

オーディオケーブルに接続することでサウンドカード経由で接続出来るので音質にこだわりたい方はそちらで接続することも出来ます(オーディオケーブルで有線接続した場合はマイクが使えなくなるので別途マイクが必要)
ですがワイヤレスが良くてこのヘッドセットを買っている方がほとんどだと思うので必要性はあまりないかも。
イアホンジャック付きの機器ならばスマホなども接続できます。

マイクはかなり柔軟に曲がるので位置調整は非常にやり易く、好みの位置に持ってきやすい構造

hyperx Cloud revolversと並べてみた。
サイズ感的にはそこまで違いはなさそうです。
ヘッドバンドがサスペンション式なのか調整式なのかは好みが分かれるところではないでしょうか
操作方法
操作方法はシンプルで操作しやすく、シンプルながらかゆいところに目が届く便利機能もあるので高評価です。
接続方法
接続方法ですが、面倒なセットアップなどはなにもなくUSBレシーバーをPCに接続した状態でヘッドセットの電源を入れればそれだけで繋がります。
電源の入れ方は、左のイヤーカップにある電源ボタンを3秒間長押しすることで電源が付きます。
ヘッドセットを付けた状態だと『ピー』とピープ音が鳴って知らせてくれるので付けた状態でも電源オンオフが分かりやすくて良いです。
外した状態で電源を入れてもイヤーパッドのロゴ部分が1回点滅するのでイルミネーションをオフにしている状態でも判断できます。
電源オフする場合も同じように電源ボタンを3秒間長押しすることでオフにできます。
電源オフ時にはピープ音が2回(高音から低音に切り替わるような音)鳴ります。ロゴ部分は消灯します。
イヤーカップのイルミネーション設定
イヤーカップのロゴ部分は赤く点灯し、点灯パターンも変更できます。

イルミネーションパターンは
常時点灯(デフォルトではこれ)、ブリージング、消灯の3パターンから設定出来ます、
変更方法は電源ボタンを短押しするごとに常時点灯→ブリージング→消灯の順で変化します。
マイクミュート
マイクミュートは左イヤーカップのマイクロゴ部分を押すだけでミュートにすることができます。
ボタンはタッチセンサーではなく、きちんと押し込むタイプでクリック感があるのでご動作は起きにくいです。
ミュート時にはピープ音が高音で2回鳴って、マイクオン時にはピープ音が高音で1回鳴ります。
ミュートにしたつもりがミュートになっていなかった、なんて事故も起きにくいです。
実際に使用してみた感想
ここからは実際にcloud flightを数日間使用してみたのでその感想をお伝えしていきます。
主に比較対象はcloud revolver sと比較しています
付け心地について
cloud flightを最初に装着したとき、付け心地が想像以上に良すぎたので感動しました!!
ワイヤレスヘッドセットは重くなりがちなイメージでしたが、ワイヤレスは重たいという印象を一瞬で変えてくれました。
つけた感じとしてはCloud revolversよりも軽く感じました。
あくまで個人的な見解ですが、revolversは頭部6割、耳部4割くらいの割合で支えている印象でしたがflightの方はまったく逆の頭部4割、耳部6割で支えているような感覚です。
とはいっても、他部分にも重さは分散しているので、あくまで参考までに。

そして、イヤーカップが90度自在に回るのでヘッドセットのかける位置を変えてもイヤーカップがその位置にあわせて回ってくれるのでどの角度でかけてもフィットしてくれます。
また、首にかけるときもイヤーパッド面を胸元に向けることで首かけ時もフィットしてくれます。
おかげでヘッドセットを休憩で外すときわざわざ机に置かなくても首にさっとかけられるので非常に便利です。
付け心地はrevolversよりもflightに軍配があがりました。
音質について
次は音質についてです。
FPSゲームや音楽を聴いてみた感じだと、低音がドンドン響くような感じはなく低音よりも高音が強めなシャリシャリとしたような音が特徴的でした。
低音がずっしりと聞いた音質ではありませんが、FPSゲームをプレイしてみて、足音での敵の定位はしっかりと確認できました。
ゲーミングヘッドセットなのでゲームプレイ時に適した音質でチューニングされているのではないのかと思います。
私の場合、今まで使っていたcloud revolversは付属のUSBサウンドカード経由で繋ぎ、イコライザ設定は低音でずっと使っていたのでそちらに慣れていたので、余計軽い音のように聴こえてしまったのもあると思います。
cloud flightの弱点として挙げられるのが他メーカーのワイヤレスヘッドセットはメーカーから出されている専用ソフトウェアにイコライザ設定機能が標準でついていることがほとんどなのに対してcloud flightの専用ソフトウェアHyperX NGenuityでは、ボリューム音量、マイク音量の変更とバッテリー残量表示の機能しかなく、イコライザ設定機能がありません。
HyperX NGenuityはコチラのCloud FlightのメーカーHPからダウンロードできます。
なのでイコライザなど、なにも設定していない標準音質よりもさらに、音質にこだわりたい場合には別途イコライザアプリを導入するなど、検討する必要がありそうです。
イコライザ設定が出来ないというメリットが大きく音質の面ではcloud revolver sには勝てませんでした。
マイク性能
マイク性能は、購入前からcloud revolver sも音質は良かったのでcloud flightも音質に問題はないだろうと安心して購入していました。
実際にdiscordのマイクチェックやボイスレコードや実際にVCを使ってフレンドに聞き比べをしてもらったところ、なにも違和感ないと言われたので同等であると思います。
ちょっとした違いとしてはマイクの入力音量がcloud revolver sよりもcloud flightのほうが少し大きいように感じたところくらいです。
まとめ
今まで有線のヘッドセットしか使用していなかったので無線(ワイヤレス)のストレスフリーな感覚を始めて経験しましたが、有線にはもう戻れません(笑)
現在cloud flightを数週間使用していますがバッテリー持ちの長さには本当に驚いています。
大体1日4~5時間LED点灯なしの状態で使用して4日目に充電しているようなルーティーンで使っていますが、4日目の充電前の状態でもいつも30~40%ほど残量が残っている状態ですので充電切れで使えない、という困った状態になったことはありません。
ゲーミングヘッドセットの中でも値段もそれほど高くないので性能のことを考えるとかなりコスパがいいヘッドセットだと思うので、ワイヤレスヘッドセットを検討されている方にはcloud flightを買っとけば間違いない!とおすすめできるヘッドセットだと思いました。
今回の記事は以上になります
きまぐれ夫婦 コウ